千葉敬愛学園

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学校法人千葉敬愛学園は傘下に敬愛学園高校(千葉県四街道市)と敬愛学園高校(千葉市稲毛区)の2高校を傘下に持つ。また大学、短期大学、幼稚園も経営している。

「敬愛」という言葉は「敬天愛人」という水戸学の、あるいは西郷隆盛の思想に由来する。折しも今年2018年のNHK大河ドラマ『西郷どん』だが、本学園が乗っかっている様子はない。

 

待遇を計算してみました

給料月額が235,050円、賞与は4.3か月という。

【年額】

235,050(円)×{12+4.3(か月)}=3,831,315(円)

賞与の4.3か月は少ないように思えるが、翌年度以降の任期なし契約になると、増額されるのであろうか。

校長は教育困難校の立て直しの実績

敬愛学園高校の校長である白鳥秀幸氏は2004(平成16)年に千葉県立姉﨑高校長、2008(平成20)年に同幕張総合高校長、2012(平成24)年に市原市教育委員会長を歴任し、2016(平成28)年より現職にある。

白鳥氏の経歴において有名なのは、教育困難校であった姉﨑高を立て直したことである。

 白鳥さんは平成16年に県立姉﨑高等学校校長に就任したが、当時、同校の生徒は金髪や茶髪、喫煙、学力不振、遅刻、退学等の様々な問題を抱えた荒れた学校だったという。同校は県教育委員会から「自己啓発指導重点校」(生徒一人一人が夢を持ち、学習することの楽しさ・大切さ・素晴らしさを再発見できる学校づくり)に指定されていた。

稲毛新聞2018年7月号(2018年7月6日発行)

 

このような人物が公立校から校長として招聘されるということは、同校も少なからず「教育困難」な生徒がいるということだろうか。

何とも地味

千葉敬愛高校にかんしては、目立った話題がなかった。

というか、この2校にかんして目立つ話題がない。ともに中学を持たない高校単独校であり、往々にして県立高校の滑り止めとして使われるがゆえに、中高双方の受験業界においても注目されにくいのだろう。

また著名な部活動も持ってはいない。今年5月には千葉敬愛高ダンス部がテレビで取材されたようだが。