教員採用説明会(千葉県某校)

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いらすとやより拝借

7月27日(土)千葉県内某私立校の教員採用説明会に出席した。

把握するかぎり本校は一昨年、昨年と2回採用説明会を行っているが、いずれも学期中に行われており、現職教員が転職活動のために出席することは難しかった。今年は、千葉県内の多くの私公立校で夏期休業に入っており、現職教員も出席しやすかったであろう――もっとも、実際に現職教員が多く来ていたかどうかはわからないが。

約1時間の説明会は、校長がパソコンとプロジェクタを使って話した。話した内容は大別して3点。

  1. 学校説明
  2. 2020年以降の国内大学入試改革一般について
  3. 求める教員像~採用予定の職種

1.はともかくとして、2.がやたらに長かったのはなぜか。恐らく、3.に絡めて求める教員像を説明したかったのだろうが、3.の話をしていたのは精々5~10分程度であった。

日程を夏期休業中にしたことで現職教員を多く集めたかった意図は見える。他方で大学入試改革については、大学新卒の就職活動者ならともかく、現職教員なら大なり小なり承知していることであろう。日程と説明の意図がチグハグである。

以下、説明の後に参加者から出た質問にたいする校長からの解答の一部である。

本校は普通科に加え、ある実業系学科を抱えている。昨今、私公を問わず実業系学科は減少傾向にあるが、「本校ではこの学科を大事にしたい」と校長は語っていた。但し大事にしたいその理由が明示的であったようには聞こえなかった

労働環境について。本校では教職員の休日が週1.5日しかないということがわかった。日曜1日に加え、週のどこかの曜日で半日空きができるような時間割が組まれるという。拙は現任校では半日休が2回で、これには不満があるが、本校は更に労働環境が悪いようだ。

実は拙は過去にこの学校の採用試験を受けて、落ちている。そのときは役員面接まで行っている。校長氏が話のなかで、本校から今までに東大合格者が出たことがないと言っていた。どうも拙は、そういう学校とは相性が悪かったようだ。