聖徳大学附属 (2)

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/bf/Junior_%26_Senior_Girl%27s_High_School_Attached_to_Seitoku_University.JPG
聖徳大学附属(松戸校)の外観(Wikipediaより拝借)

松戸校は共学化・校名変更

聖徳大学(千葉県松戸市)の附属中高(同)が2021年度より校名を変更し、女子校から共学化する。校名は現在の「聖徳大学附属女子」から「光英VERITAS[ヴェリタス]」へと変更される。「ヴェリタス」とはラテン語で「真理」という意味である――ただし、ラテン語本来の発音を敢えてカタカナで記せば「ウェーリタース」となる。

共学化するためには、「聖徳大学附属」という冠が外されなければならなかった。上部校が女子大では、せっかくの共学化もアピール力が半減するであろう。

他方で「光英」という言葉の由来はイマイチよくわからなかった。どこかの法人に学校を移管するわけでもなさそうだ。本の学校の校名にアルファベットを使ってしまうセンスも理解できない淑徳SC(「エスシー」2008年に「淑徳学園」より校名変更)を思い起こさせる。

松戸市市川市の界隈には女子校が多い――国府台女子学院、和洋国府台女子、不二女子(いずれも市川市) 。少子化の折、お客の半分を最初から切ってしまうのは、道理に合わない。隣接地に系列の共学小学校があるので、そちらから男子も内部進学させるのだろう。

なお拙がこの校名変更について知ったのは、今月(20年8月)になって初めてこの変更が「ツイッター」の広告で流れてきたからだ。寡聞にしてその広告掲載料はわからないが、本校は本気で再建しようとしているようだ。

聖徳大学附属 (3)に続く――取手校の生徒募集「休止」について記す予定である。