志学会 (3)

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志学会(埼玉県北葛飾郡)で英語の専任教員を募集している。2016年末までしばらく英語の非常勤講師を募集してはいたが、年明けから専任教諭の募集へと切り替わった形だ。非常勤をとって、かつ、専任もとろうとしているのか否かは定かではない。

ところで同校の全校生徒は「50人」(2012年10月時点)だという。仮にこの人数が全日制高校における同学年、同一カリキュラムの集団であれば、教員は一人で足りる(1クラス50人という学校はある)。

同校は通信制なので全日制とは事情が違うだろうと前置きしておくけれども、新年度(2017年度)より同校の英語科教員は総替わりするのではないだろうか。

もう一つ。教職員募集において給与面の条件を「本校規定による」云々でごまかすのをみると、本当に職員を募集する気があるのかと疑いたくなる。

募集する側から見れば、同校がおカネの面で魅力があるかどうか判断できないので、何によって同校は応募する、勤めるに値する学校であると決めればよいのだろうか。「通信制高等学校の教育に」たいする「理解、情熱」などと言うのではあるまいな。

仮に少ない額しか出せないのであれば、その通り正直に公表すればよい。それでもなお応募してきた人こそが同校で働きたい人であるのだから、そういう人を採用すればよいのではないか。

shigakukai.ed.jp