金沢高

f:id:RYUSUKE:20170514100740p:plainf:id:RYUSUKE:20170514100749p:plain

石川県金沢市に所在する高校。

甲子園に春9回、夏13回出場している野球部が有名。21世紀枠が初めて導入された2001年春のセンバツでは、同枠によって春夏通じて甲子園初出場の安積(福島)を5対1で破っている(同校にとっては7回目の出場)。

f:id:RYUSUKE:20170514103700p:plain

給与は石川県の高校教育職に準じるということだが、その石川県の学部卒初任給は198,800円だそうだ。はっきり言って安い。

地歴公民科の専任教員の募集に際して「硬式野球経験者を優遇」とか明言してしまっている。この一言が、同校が野球部中心に回っていることを窺わせる。 いっそ「教員免許も一応持っている野球指導者」を募集してはどうか。

地歴公民、特に公民の教員免許は法、経済、経営、商など多くの社会科学系学部で取得することができる。

例えば、プロ野球入り前に高校公民の教員免許を取得した東浜巨沖縄尚学高、現・福岡ソフトバンクホークス)の出身大学と学部学科は、亜細亜大学経営学経営学科だ。

あくまでも印象論だが、高校野球での有力選手が大学に進学する際の受け皿となるのは、これらの社会科学系学部であることが多いように思われる。つまり、大学の野球部員が最も取得しやすい教員免許は高校公民ではないか。

やや暴論めいてしまうが、地歴公民科と高校野球は親和性が非常に、ひょっとすると保健体育科よりも、高い気がする。

《メモ》

1. 大卒のプロ野球選手の出身学部

2. 高校野球指導者の担当教科

これらを調べてみると面白い結果が現れるように思われるが、時間がかかるから今すぐにはできないな。